製品
- 概説
- 技術詳細
- 用途
- データシート&取扱説明書
- コンピュータソフト
短波長赤外線カメラ オプトリスPI 1M
金属は1マイクロメートルの短波長測定で高い放射率を発生するので、新開発の熱探知カメラのオプトリスPI 1Mは従来の8〜14マイクロメートル波長での測定よりも金属の温度測定に適しています。
熱探知プロセスの可視化と並行して、高パフォーマンスの感知エレクトロニクスにより、中心ピクセルの温度情報を1ミリ秒の短時間で表示します。
重要な仕様
• 再高解像度764 x 480ピクセルまでのダイナミックなCMOS探知機
• 少領域なしで450〜1800℃までの広範囲な測定範囲
• フレーム率1kHzまでの高速プロセス
• 反応時間1ミリ秒のリアルタイム・アナログ・アウトプット
• 拡張ソフトとソフト開発キット含む
• 1kHzのラインスキャンモード可
• コンピュータソフト含む
とI/Oインターフェース付属
オプトリスPI 1Mの技術詳細
- 供給範囲:
レンズ1枚付きUSBカメラ、
保護ウィンドウ付きレンズチューブ
USBケーブル(1メートル)、
テーブル三脚、
ターミナルブロック(1メートル)付きPIFケーブル、
オプトリスPIXコネクトのソフトパッケージ、
携帯用ケースAlu
オプション:冷却ジャケット、高温度ケーブル
- 探知機: CMOS(15 x 15マイクロメートル)
- 光学的分解能(変更可)/フレーム率:
32Hzで764 x 480ピクセル
80Hz(27Hzに変更可)で382 x 288ピクセル
1kHzで72 x 56ピクセル
1kHz(高速ラインスキャンモード)で764 x 8ピクセル - スペクトラル領域: 0.85〜1.1マイクロメートル
- f=16 mmとf=25 mmのレンズの温度範囲:
450〜1800℃(27Hzモード)
500〜1800℃(80Hzと32Hzモード)
600〜1800℃(1kHzモード) - f=50 mmとf=75 mmのレンズの温度範囲:
525〜1800℃(27Hzモード)
575〜1800℃(80Hzと32Hzモード)
675〜1800℃(1kHzモード) - 各種レンズ:
382 x 288 ピクセルでの視野:
20° x 15°(f = 16 mm)
13° x 10°(f = 25 mm)
7° x 5°(f = 50 mm)
4° x 3°(f = 75 mm)
764 x 480 ピクセルでの視野:
39° x 25(f = 16 mm)
26° x 16°(f = 25 mm)
13° x 8°(f = 50 mm)
9° x 5°(f = 75 mm) - 温度感度((NETD)1): <1 K(700 °C)<2 K(1000 °C)75mK
- 精密度(Tamb = 23 °Cにて):読み込み(対象温度<1400℃)±1 %
- PCインターフェース:USB 2.0
- 高速アナログアウトプット(1kHzモードで):
中心ピクセル(反応速度1ミリ秒)の0〜10ボルト・リアルタイム・アウトプット - 標準プロセス・インターフェース(PIF):
0〜10ボルト・インプット、デジタルインプット(24ボルト上限)、0〜10ボルト・アウトプット - 工業用PIF:
0〜10ボルト・インプット2基、デジタルインプット(24ボルト上限)、0/4〜20ボルト・アウトプット3基、
リレー(0〜30ボルト、400mA)3基、フェイルセーフのリレー - ケーブルの長さ(USB):
1メートル(標準)、5メートル、10メートル
5メートルと10メートルのHTケーブル(180℃)も標準生産
- 外気温(TAmb): 5〜50℃
- 保存温度:マイナス40〜70℃
- 相対湿度: 10〜95 %、結露なきこと
- 筐体(サイズ/レーティング): 46ミリメートル x 56ミリメートル x 90ミリメートル/IP 67(NEMA 4)2)
- 重量: 245 - 311 g (レンズによる)
- 衝撃: IEC 60068-2-27(25 Gと50 G)
- 振動:
IEC 60068-2-6(サイン形)
IEC 60068-2-64(広帯域雑音) - 三脚マウント: 1/4-20 UNC
- 電力供給: USB
1)27 Hz、32 Hz、80 Hzで
2)レンズ保護チューブ使用時のみ適用
小型PCオプトリスPI 1Mの用途分野
超小型赤外線カメラのオプトリスPI 1Mは、その短波長により金属表面の非接触型温度測定に最適です。そのため、金属のテンパリングや成形過程などでの使用に適しています。
サーモグラフィーソフトはオプトリスPIXコネクトに含まれる
IRカメラ製品はすべてオプトリスPIXコネクトソフトが同梱されています。このソフトは熱画像の詳細なドキュメンテーションや分析に特化して開発されています。このソフトを使うと、リアルタイムで温度データを分析でき、赤外線カメラの遠隔操作も可能です。さらにプロセスごとにアラームレベルを設定でき、ビジュアルとサウンドのアラーム信号を設定できます。
当社のサーモグラフィーソフトはライセンスフリーで、お客様の環境に合わせて簡単に調整できます。
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