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Optris
You are here: Optris JP製品赤外線カメラPI Precision Lineoptris PI 640i G7

  • 概説
  • 技術詳細
  • 用途
  • データシート&取扱説明書
  • コンピュータソフト

ガラス工業における温度測定のための赤外線カメラ

オプトリス PI 640i G7赤外線カメラはPIシリーズで最初に工業向けに開発した熱探知カメラです。ガラス工業に特化して設計されたこのカメラが測定できるのは一つのスペクトラル領域だけです。

オプトリスのカメラの特徴である高速測定(80Hz)、高光学的分解能(640 x 480ピクセル)、コンパクトなデザインは維持され、ガラスビーズから大型鍋まですべての大きさの製品の熱画像をリアルタイムで撮影できます。

この赤外線カメラは板ガラス製造においてラインスキャンカメラとしての使用も可能で、製造工程のドキュメンテーションと管理にさまざまな可能性をもたらします。

ガラス工業専用のコンパクトでハイパフォーマンスの赤外線カメラはと互換性のあるレンズは工業アクセサリーでお求めいただけます。ライセンスフリーの総合ソフトパッケージ「オプトリスPIXコネクト」が付属しています。

 

重要な仕様

•    温度範囲:
150℃から1,500℃まで
•    スペクトラル領域:7.9マイクロメートル
•    フレーム率:125Hzまで
•    サイズ:46ミリメートル x 56ミリメートル x 76-100ミリメートル
•    コンピュータソフト含む
とI/Oインターフェース付属

オプトリスPI 640i G7の技術詳細

 

  • 供給範囲:

レンズ1枚付きUSBカメラ、
USBケーブル(1メートル)、
テーブル三脚、
ターミナルブロック(1メートル)付きPIFケーブル、
オプトリスPIXコネクトのソフトパッケージ、
屋外用の頑丈な携帯ケース (IP67)

  • 探知機: (FPA、非冷却)
    PI 640i G7:17マイクロメートル x 17マイクロメートル
  • 光学的分解能:
    PI 640i G7:640 x 480ピクセル
  • スペクトラル領域: 7.9マイクロメートル
  • 測定範囲: 
    150℃から900℃まで
    200℃から1,500℃まで
  • 照準範囲:0℃から250℃まで
  • フレーム率:
    PI 640i G7:640 x 120ピクセルで32Hz/125Hz
  • PI 640i G7の光学レンズ(視野):
    33° x 25° FOV / f = 18.7 ミリメートル または
    15° x 11° FOV / f = 41.5 ミリメートル または
    60° x 45° FOV / f = 10.5 ミリメートル または
    90° x 64° FOV / f = 7.7 ミリメートル
  • Tobj= 650 °Cでの温度感度(NETD):80mK
  • 精密度:±2 °Cまたは±2 %
  • PCインターフェース:USB 2.0
  • プロセス・インターフェース(PIF):
    標準PIF: 0〜10ボルトのインプット、デジタル・インプット(上限24ボルト)、0〜10ボルトのアウトプット
    工業用PIF: 
    0〜10ボルト・インプット2基、デジタルインプット(24ボルト上限)、0/4〜20ボルト・アウトプット3基、
    リレー(0〜30ボルト、400mA)3基、フェイルセーフのリレー
  • 外気温(TAmb): 
    PI 640i G7:0℃〜50℃
  • 保存温度: 
    PI 640i G7:マイナス40℃〜70℃
  • 相対湿度: 10〜95 %、結露なきこと
  • 筐体(サイズ/レーティング): 46ミリメートル x 56ミリメートル x 90ミリメートル/IP 67(NEMA 4)
  • 重量: 269 - 340 g (レンズによる)
  • 衝撃: IEC 60068-2-27(25 Gと50 G)
  • 振動:
    IEC 60068-2-6(サイン形)
    IEC 60068-2-64(広帯域雑音)
  • 三脚マウント: 1/4-20 UNC
  • 電力供給: USBから電源供給

部品番号:光学的分解能/フレーム率/熱解析度

  • OPTPI64IG7:640x480ピクセル/32Hz/80mK

熱探知カメラ オプトリスPI 640i G7の用途分野

ガラス工業に特化して開発されたオプトリスPI 640i G7赤外線カメラは、製造微調整ガラス鍋・ガラス瓶・その他のガラス製品の製造工程など、さまざまな工程で使用可能です。

付属のソフトを使用すると、ラインスキャンカメラとしての機能が加わり、特に強化ガラスのテンパリングなどの工程では、加熱ゾーンと冷却ゾーンの温度分布の測定を行い、加熱・冷却要素を自動的に制御します。

フロートガラス加工時の温度測定
Temperature measurement in the processing of float glass

サーモグラフィーソフトはオプトリスPIXコネクトに含まれる

IRカメラ製品はすべてオプトリスPIXコネクトソフトが同梱されています。このソフトは熱画像の詳細なドキュメンテーションや分析に特化して開発されています。このソフトを使うと、リアルタイムで温度データを分析でき、赤外線カメラの遠隔操作も可能です。さらにプロセスごとにアラームレベルを設定でき、ビジュアルとサウンドのアラーム信号を設定できます。

当社のサーモグラフィーソフトはライセンスフリーで、お客様の環境に合わせて簡単に調整できます。