スマートフォンで赤外線カメラおよびパイロメーターを簡単に

Optrisの赤外線カメラおよびパイロメーターは、今やスマートフォンあるいはタブレットから簡単に作動できるようになりました。そのため赤外線測定技術専門者が、現在Google Playストアにて、アンドロイド用の新しい IRmobileアプリを提供しています。これによりセットアップ中のパソコンを使用した面倒な手間は、多くの場で不要になります。

設定、操作、分析用のさまざまな機能

新しいアプリにはユーザーに便利な機能がたくさんついています。例えばこのアプリでは、ライブ画像が赤外線カメラ用にホットスポットおよびコールドスポットを自動的に検知します。その際に写真を撮ることが可能で、またその写真を後の分析または文書化のために保存できるようになっています。温度測定の範囲は、単に色の目盛りを合わせ、焦点(Xiシリーズ)を調整するだけで設定できます。調整時におけるこのサポートは、パイロメーターでは特に役立ちます。このアプリで、センサーに保存されるパラメーターがすべて設定できます。そのため、例えばアナログのアウトプットおよび、場合によっては警告の閾値をすばやく変更し、使用に合わせることが可能です。放射の角度や他の重要なパラメーターの設定により、最適な測定結果が出ます。測定結果は、温度および時間の図表にして保存、リロードができるようになっています。

Micro-USB あるいはUSB-タイプCを使った接続

パイロメーターまたは赤外線カメラは、Micro-USBあるいはUSB　タイプＣのポートを使って、アンドロイドのデバイスに接続します。その後アプリが自動的にスタートします。その際の電圧は、USBの接続口より供給されます。アプリを隅々までテストできるよう、シミュレーターが含まれています。これでパイロメーターあるいは赤外線カメラを接続しなくても、ほとんどの機能が試せるようになっています。このアプリは、Micro-USBあるいはUSB タイプC、USB-OTG (On-The-Go)がついているほとんどのアンドロイドのデバイスに対応しています。このアプリをテストした推奨するデバイスのリストは、Google Playストアにあります。