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レーザー加工プロセス用のコンパクトな赤外線カメラ
30. 9月 2019
Optris PI 08M では1,900°C まで計測

レーザーを使用したプロセスの際の温度測定は、赤外線測定技術では大変難しいものです。レーザーの散乱光に反応しない赤外線カメラでなくてはいけないからです。オプトリスのPI 08Mは、そのような使用に最適なものです。これには800 nmの時では超狭帯域の分光感度があります。例えば近赤外レーザーや炭酸ガスレーザーといった産業加工用レーザーはほぼこの領域外で作動しており、検知器は追加フィルターがなくてもレーザーの散乱光から守られています。レーザー溶接あるいはレーザーはんだ付け、レーザー焼き入れのプロセスは、温度が重要な役割を果たす典型的な使い方です。
正確な温度測定
800 nmの波長範囲なら、PI 08Mにはさらなる利点があります。測定ミスは、未知のあるいは変更した放射角度であってもほんのわずかです。測定ミスは高温時では測定値の1,5 %、1.500 °C 以下の時にはたった 1 %です。測定範囲は 575 °C から1.900 °Cまでです。新しい赤外線カメラの内部では、最大1 キロヘルツのフレームレートが作動するよう、 764 x 480ピクセルまでの最適な解析度を持つ高ダイナミックなCMOS検知器が作動しています。そのため赤外線カメラは超高速プロセスにも適しています。
最適な使用に統合
新しいPI 08Mは、非常に簡単にさまざまな使い方ができます。リアルタイムアナログ出力から出力信号が0から10Vの間で流れます。その時の温度は8 x 8ピクセルの範囲で測定されます 。この範囲の位置は自由に選択可能です。その他に納入品目には、ユーザーがすべての機能を使えるようにするソフトウェア開発キットが含まれています。
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