当社
オプトリスの赤外線カメラによる発熱の検知
19. 5月 2020
発熱している人物をすばやく特定する

現在COVID-19パンデミックなどのウイルス性疾患が世界中で急速に広まり、体温を迅速かつ確実に測定する赤外線測定技術の必要性が高まっています。しかしながら、全ての人を個別に確認することは大抵の場面において手間も時間もかかります。その問題を解決するため、オプトリスは赤外線カメラの現行のバージョンに基づいた新しいシステムを発売しました。これは382 x 288ピクセルの光学解像度を持つPI 450iをベースにしています。
同梱のソフトウェア、PIX コネクトと併用し、通行中の人の顔の表面温度を測定することも可能です。新しいシステムは、2つの異なる設定で使用することができます。1つ目の方法では、人混みの中の人々の体温を計測、またはそれぞれ個別にチェックし発熱している人を検知することができます。
2つ目の方法は、温度が深部体温と最も強い相関を持つ目頭で温度を測定できるため、より信頼性の高い結果が得られます。どちらの設定でも最適な距離で測定が実行できるように、オプトリスは適切なレンズを提供しています。
グループスクリーニング 個別審査
参照温熱性エミッターが高い絶対精度を保証
赤外線カメラPI 450iは40 mKの熱感度を持ちます。温度測定の絶対精度を上げるため(赤外線カメラでは通常±2°C)、PI 450iと参照エミッターを組み合わせて使用することができます。BR 20ARタイプのエミッターには、高精度の内部温度センサーが装備されています。この参照シグナルは、ソフトウェアPIX コネクトで処理されます。これにより、システムの全体的な精度を±0.5 °Cに高めることができます。このソフトウェアは標準的なPCで動作し、素早く簡単に設定し使用することができます。たとえば、温度のしきい値を定義することができます。このしきい値を超えると、自動的にアラームが鳴ります。
非接触での発熱検査が多くの人に必要なあらゆる場所にこの新しいシステムを設置することで、ウイルスがさらに拡散するのを防ぐのに役立ちます。空港や駅のほか、病院、学校、オフィス、ショッピングセンターなどでもご利用いただけます。
オプトリス熱探知システムの詳細については、こちらをご覧ください
press contact:
Lorenz-Oliver Riegel
PR & Content Specialist
Optris GmbH
Tel: +49 (0)30 500 197-45
Email: pr@optris.de
customer contact:
Dipl.-Ing. Maik Lippe
Application Engineer
Optris GmbH
Tel: +49 (0)30 500 197-0
Email: info@optris.com
Head of Marketing & Communications
Björn Steppons
電話: +49 (0) 30 / 500 197 21
メール: bjoern.steppons@optris.com
ツイッター @optris
新聞雑誌の記事
プレスリリース
背景情報
インタビュー
技術的な知識