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極薄ガラスの温度測定
28. 10月 2019
オプトリスの赤外線温度計CTlaser G7で1,200°Cまで測定

スマートフォンあるいはタブレット用のタッチディスプレイには、その生産時に温度計測技術に関して特殊な条件を必要とする極薄ガラスが使用されています。この用途のため、オプトリスは今、ガラスの表面温度を100度から1200度の範囲で正確に測定できる新しい赤外線温度計CTlaser G7を売り出しました。通常の板ガラスに最適なスペクタル領域5 µmは、素材の透過が高いため、極薄ガラスでは使用できませんでした。こういった理由で、オプトリスは特殊な波長7,9 µmでも作動するCTlaser G7を開発したのです。このスペクトル領域を極薄ガラスの反射の少ない測定用に最適化しました。そのためガラスが原因となる放射の透過による測定ミスは、事実上ありません。測定ミスは計測値の1%、あるいは低温時では 1,5 °C です。
ダブルレーザーで簡単な設定
新しい赤外線温度計には、正確な測定位置をマークするダブルレーザーが搭載されているため、使用中の設定が簡単です。極小な物でも温度が測定できるよう、測定距離が70㎜での最小測定スポット径はわずか1,6 mmになっています。測定値は標準化されたダブルワイヤー式インターフェースを使って高レベル制御へ、例えばSPSに送信されます。出力は使用条件にしっかり合わせられるようになっています。そのため、平均値作成、最低値または最高値管理、また閾値およびヒステリシスを含めた停止機能を拡張することも可能です。
追加冷却なしで85°C まで対応可能
CTlaser G7は、ガラス製造時の環境条件に最適なものです。そのため、例えば環境温度85度までは追加冷却は不要となっています。さらなる高温度用に、適切な冷却ハウジングを用意しています。
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